運賃値上げラッシュ!

 
 
 
 
皆さん、こんにちは。
 
 
去年から生活物価が上がってますよね(汗
円安で国力低下を感じるようになってきました(泣
 
 
そして今年に入ってから、物流コストも上昇し続けています。
(物流コストとは、物流業務全般にかかる費用のことです)
特にその中で輸送コストが今年に入ってから30%も上昇しています。
 
 
物流コストの中で特にウエイトが高い輸送コストは、物流コスト全体の60%を占めています。
物流コストを構成する内訳の比率としては、倉庫保管が17%ほどで、他に23%が荷役費や物流管理費などです。
如何に輸送コストの比率が高いのかが分かります。
 
 
物流コスト上昇の主な原因としては、配送の為の運賃、車両費用、燃料費、高速料金、駐車場費用、ドライバーなどの人件費などです。
輸送費の上昇が続いている状況で2024年問題がありますので、更に物流コストが今後は上がって行く事になると思います。
 
 

 
 
当たり前のようにネットで発注したら明日着く時代ではなくなるという事です。
 
 
2024年問題とは、働き方改革関連法によって2024年4月1日以降、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されることによって発生する問題の総称のことです。
これにより運送・物流業者の売上、利益が減少する問題です。
規制により1日に運べる荷物の量(運行数の減少)が減るため運賃を上げなければ収入が減少してしまいます。
 
 
2023年の法施行により、中小企業で月60時間の時間外労働が発生した場合には、割増賃金率が25%から50%へ引き上げられることから人件費が増加し、利益の減少に繋がります。
労働時間の減少によりドライバーの収入が減少するという問題。
労働時間の規制により走れる距離が短くなり、収入が減少する事によりドライバー離れが起こります。
ドライバー不足による人件費の高騰と燃料費の高騰です。
それによって益々物流業界、いや日本自体が悪循環になっていきます。
 
 
それでも物流業界の働き方改革は行わないとダメですよね。
ドライバーの負担を無くす為にフェリーや鉄道を利用すればいいと思います。
大手倉庫などでも荷物積みの待機時間短縮も問題です。
大手海貨業者などでは半日待たされたとよくドライバーから聞きます。
半日待って、荷物を卸して次の仕事に向かい、また長距離を走る。
とても過酷な仕事です。
 
 

 
 
2024年以降は、当たり前のようにネットで発注した商品が明日着く時代ではなくなるという事です。
 
 
燃料費高騰から見る物流コストの上昇も物流業界全体を苦しめます。
ガソリン税に掛かる消費税!
二重課税もなんとかしてもらいたいですよね。
 
 

 
 
物流コスト削減の糸口としては、拠点の集約や物流管理システムの導入、アウトソーシングの検討などにより保管費や人件費などの固定費の削減に繋げる企業が多いです。
 
 
物流全体の最適化を提案するコユダに任せてみませんか?
物流費の最適化や効率化といったことが実現できるかもしれません。
自社にとって最適な、物流コスト削減について様々な観点から提案するコユダをご検討くださいませ。
 
 
 
 
物流で多くの課題を抱えているお客様を「物流で成功に導く事」が得意なコユダです。
電話・見積もり